こんにちは!
今日は四男がクラスの宿泊研修で岩手山登山をする日だった。
こちらから見える岩手山は雲に覆われたり晴れたり。たぶん登山は実行されただろう。
私が卒業した高校では、7月1日の創立記念日が全校登山の日だった。
一年生が秋田駒ヶ岳。
二年生が早池峰山。
三年生が岩手山。
そんなことでもなければ、決して登ることはなかったであろう3つの山。
1ヶ月前から放課後を使っての全校トレーニングを行った。
今の私からは想像も出来ないことだけど、むか〜しむかし、バレエを習っていて、その頃は体は軽く、持久力もまぁまぁ。
でも、バレエをやめてからは、思春期という体の変化も加わって、順調に今の私に向かって行った。
それでも高校生の頃は今よりずっとかわいらしく、すべての山に登頂出来た!
つらかったはずなのに、今、残っている感情は喜びと達成感。
いい思い出だ。
ちなみに、10年ほど前には、長男の親子レクで、姫神山に登ることも出来た。
これまたツラい登山だったのだが、一緒に登った仲良しのママ友とのお笑い道中が面白かったせいか、楽しかった印象が強い。
長男と次男が卒業した山形の基督教独立学園高校は、登山が身近にある高校で、クラス単位で登ったり、希望者で結構大変な山に登ったりもしている。
息子たち2人も色々な山に何度も登ったらしい。
だから、私以上に経験はある。
彼らもツラいはずなのに、良い印象があるのか、長男の本棚には、映画化もされた山のマンガ『岳』が並んでいる。
次男は上京してすぐに、登山用のリュックとシュラフを送ってくれ、と言ってきた。
登山は危険と隣り合わせだ。
そうまでしてなぜ登るのだろう。
ひょっとしたら危険だから魅力的なのかも知れない。
偉大な、美しい自然。
思うようにならない天候。
現代からかけ離れた不便さ。
そこで人は自分の小ささとはかなさを知る。と同時に、生きている、確かな命を実感する。
私はそうだった。
今の私は、すでに日常生活がある意味サバイバルだから、登山の必要性は感じないのだけど、息子たちには是非、してもらいたい経験だ。
さぁーて、我が家の四男はどんな顔をして帰って来るだろう。
今日の残りの時間も笑顔で!
きくぼく 暢子より